黄色という色はとてもふしぎな色だと思う。青や赤や緑にくらべ、黄色には、どこか不良じみた魅力があった。なにか秘密めいたことを、そっと教えてくれるようなところがあった。あの明るさが、どこか病んでいるようにも思えた。
〈「あとがき」より〉
小説家、エッセイスト、デザイナー、絵本作家…様々な顔を持つイラストレーター・安西水丸。水丸さんが雑誌「ガロ」で漫画を発表していたことはご存知でしょうか。
『黄色チューリップ』は1985年の1月から1年間、「月刊カドカワ」に連載されていた作品をまとめた漫画短篇集です。渇いた空気が流れる静かな物語が12篇収められています。
著者:安西水丸
出版社:角川書店
刊行年:昭和63年
状態:カバ少スレ、銀色帯スレ・所々剥がれ有、三辺少ヤケ